勤め先で利用者さんと桜を見に散歩に
行った日に改めて感じたこと
障害者施設のスタッフとして日々感じるのは、
ご家族の支えがあってこそ。
毎日通所できるように整える健康管理や心のケア、
衣食住のひとつひとつ。
その積み重ねには、言葉では言い尽くせないほどの
ご家族の想いと努力があります。
本当に、感謝しかありません。
一方で、
「きょうだい」としての立場から見ると
また違う現実があります。
親からケアのバトンを引き継ぎ、
自分の仕事や人生、健康への不安も抱えながら
親よりも長く関わり続けることもある存在。
それでも周囲からは
「家族なんだから」と、
親と同じような関わりを求められることがあります。
思うように関われなかったり、
距離の取り方を選ぼうとしたときに
「冷たい」と見られてしまうこともあります。
でも本当は――
きょうだいもまた、悩みながら、迷いながら
「大切に思う気持ち」と
「自分の人生」との間で
何度も考え抜いて選択しています。
その声は、あまり表に出てきません。
だからこそ私は、
ケアに関わるきょうだいの想いや葛藤も
社会に届けていきたいと思っています。
家族の中で一人が背負うのではなく、
それぞれが自分の人生を大切にしながら
ケアとの関わり方を選べる社会へ。
関わり続けることも、
距離を取ることも、
どちらも尊重される社会へ。
そのために、これからも声を届けていきます。