ケアがあっても
この後ケアが終わった時も
あなたはどんなふうに生きたいですか?
私は障害のある弟のきょうだいとして育ち、
10代で母の介護を経験しました。
自分のケア体験を話すと、驚かれたり、同情されたり、
ときには「そんな人生生きていけない」と言われたこともありました。
だからこそ、必要な時以外はケアの話をしてこなかったのです。
気づけば誰も私のことをわかってくれる人がいない
まで追い詰めてしまい、一人でいることが多くなりました
それは孤独で、こんな自分を変えたいともがいていました
けれど、社会変革を目指す起業家の方々と出会ったとき、
私の体験を“ただの事実”として受け止めてくれたのです。
同情でも、上から目線のアドバイスでもなく、
「私そのもの」を見てくれる人たちがいる――
そんな世界に触れて、驚きと嬉しさ、
そして一緒に活動できるワクワクを感じました。
その出会いがあったからこそ、
今はケアの体験を講演で伝え、
気づきや支援のきっかけにつなげたいと思えるまでになりました。
大切なのは、
「自分がどんなふうに生きたいのか」
を見つめていき、新しい一歩を踏み出だすことを
一つの出会いがあなたの人生を変える可能性が
ありますよ