「家族なんだから」
この言葉の裏にあるのは
「ケアをして当然」があります。
どれだけの想いを飲み込んできたか。
支援学校に通うお子さんをもつお母さんから、
「中学2年生のうちに高校卒業後の進路を考え始める」
と伺いました。
生活介護、A・B型の就労支援、就労移行、一般企業、自立訓練…
選択肢はあるように見えて、その数は限られていて、
さらに見学して「本人に合うかどうか」を確かめる必要もある。
時間があるようでない
生活介護などは終わるのは15時や16時。
親が働いていたら、その働き方も見直さないといけない。
そして、進路を自分事として決めかねているのは
きょうだいの子たちも同じです。
・家を出たい
・遠くの学校へ行きたい
・けれど、家族を支えたい
そんな葛藤を抱えながら、
「わがままを言ってはいけない」
と自分の気持ちを閉じ込めてしまう。
でも、人生は一度きり。
「それでいいの?」と起業家仲間にに問われ、
「やっぱりイヤだ」と気づいた経験があります。
だから今、私は
ケアがあっても“自分の人生”を選んで生きられる社会を目指して、
活動を続けています。


この思考を持つことで、
誰かのためにだけでなく、自分自身の人生も笑顔にできる。
そんな仲間と一緒に、
介護の社会を変えていきたい方へ。