度々「なぜ起業をしたのですか？」とご質問をいただきます。
その理由は、私自身の過去と学校図書館司書として働いていた頃の経験が一つ。
司書時代、家族の介護や家事を担う子どもたち（ヤングケアラー）に出会いました。
彼らの姿を見て、30年前の自分と変わらない現実にショックを受けました。
社会が変わらないままではいけない――その思いが私を行動へと駆り立てました。
もう一つの理由は、老いていく父と障害を持つ弟の存在です。
いずれ訪れる介護生活に備え、在宅でできる仕事を模索していたとき、
キャリアコンサルタントという仕事と出会いました。
そして、「ヤングケアラーのためのオンラインカウンセリング」を
軸に起業することを決意しました。
時折、「立派ですね」と言われることがありますが、
私の本音は少し違います。
本当は、家族が頑張らなくても、
介護や障害を持つ人たちが安心して暮らせる社会です。
しかし現実は厳しく、障害者の家族が福祉事業所や仕事の場を作り、
それを維持していく必要がある状況です。
私自身も起業後、集客に悩む日々が続きました。
そんなとき、ビジネスコミュニティに参加し、
仲間やメンターの力を借り実践しながら、自己犠牲ではなく自分も楽しめる働き方を学びました。
今では、相談や交流の場、講演活動なども行いながら、
「ケアがあってもなりたい自分になれる社会」を目指して活動の幅を広げています。
起業したのにうまくいかない～
福祉事業所を立ち上げたて運営が困っている
などなど
仕事の悩み、ケア（介護）の話を本音でしませんか？
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