ヤングケアラーさん

6月5日の参院本会議において、

与党の賛成多数で

「ヤングケアラー」に関する法改正が可決、成立しました。

これにより、改正された子ども・若者育成支援推進法に

「ヤングケアラー」が明記され、

18歳以降も途切れることのない支援が

提供されることになります。

私は16歳から22歳まで母の介護をし、

現在も障害者の弟をケアしている現役のケアラーです。

ケアの終わりはなく、不安は常にあります。

そのため、年齢によって支援が途切れない

社会の実現を心から望んでいたので、

今回の法改正は非常に嬉しいものです。

 

今回の改正法は、

ヤングケアラーを

「家族の介護その他の日常生活上の

世話を過度に行っていると

認められる子ども・若者」と定義しています。

法律ができたことで

各自治体が支援を行う際にばらつきが生じず、

一貫した支援が期待できます。

 

この法律の成立によって、

私は

家族の介護者として日々奮闘している子ども・

若者ケアラーとその家族が、

笑顔で幸せに過ごせる毎日を目指して

最大限に支援していきます。

ケアを担う10代から30歳代のケアラーが、

ケアをしながらも働くと暮らすのバランスをとることで

幸せを感じ、

自分の人生を笑顔で楽しく生ききる世界です。

また、地域の多世代交流を通じて、

多様な生き方や価値観に触れ、

自分らしく生きていける社会の実現を目指しています。

カウンセリングルーム「あしたの」は

このビジョンをビジネスを通じて実現していきます。