障害のあるきょうだいがいる

ヤングケアラーさん

親は

障害者本人の進路には
ものすごく力を入れているのに、
自分の進路にはまるで
関心がないみたい…。

そうですよね。
障害者本人の進路は、
あちこちの作業所や就労先の

情報を集め、相談し、
見学に行くなど、
とにかく一所懸命ですよね。

反対にきょうだいさんが
やっとの思いで、
将来について話しても

「やりたいことやったらいいよ。
応援するよ」

と口にするだけ。

関心が薄い反応だったりします。

それは、親は、

進学や就職しても、
きょうだいさんが
家族にいてサポートを
ずーっとしてくれると
信じているからなんですよ。

ヤングケアラーさん
「やりたいことやったらいいよ。
応援するよ」
と言われたら

チャンスと思ってみて。

例えば、
・行きたい大学について

・進学や就職の時に家から出る
など話をするタイミングなんですよ。

親は

・「そんなことは言ってない」

・「家族を捨てるのか」
となるかもしれません。

ここで言葉を飲み込んでしまうと、
年を重ねても家のルールに

飲み込まれたまま。

ヤングケアラーさん

家族だからって
考え方も感じ方も

全部同じではありません。

一人ひとり違うものです。

だから、

自分の気持ちも
しっかりと伝えて
夢の実現に
向けていきましょうね。

お互いに分かり合えない
ことがある時は、
交渉の余地があります。

時間はいくらでもありません。

限られています。

家族を想う気持ちも大切。

でも、自分の人生にもっと
大事を忘れないでほしいなと

思っています。