ヤングケアラーさん
小学生の頃、
こんな気持ちになったことが
ありませんでしたか?
障害者本人と一緒に出かけて
「恥ずかしい」と感じてしまう
そんな自分がイヤだ・・・。
そうですよね。
例えば、
小さい子どもが
障害者本人を指さした時。
その子の親は、
「みちゃだめ」と
その場所から子どもを引きずるように
して離れていく姿を見る…。
寂しさ、悲しさ、悔しさ
などいろんな気持ちが
でてきます。
けれど、
そんな思いをしていても
親に話すことはできません。
「きょうだいなのにどうして」と
親が悲しい顔をするから
じっと我慢していますよね。
本来、
きょうだいと歩いている時、
興味本位やはりつくような視線に
押しつぶされるような
気分を味わうことはありません。
お出かけは
楽しさやワクワクがあるもの
だから、
親が「手をつないで」と
いう言葉にたいして
ユーウツに
感じる自分を責めないで。
他人からの視線や行動に
傷ついているんですよ。
あなたは、
傷ついている人に
さらに負担をかけることは
しませんよね。
そして、
この気持ちは、
障害者のきょうだいさんの中には、
感じている気持ちの一つであることも
知っておいてほしいなと思います。
あなただけが感じている
訳ではないんですよ。
今、きょうだいに対して
感じている気持ちを吐き出してみませんか?
自分を責め過ぎない
ありのままの自分に戻ることができますよ。